引っ越ししたくてもお金が足りない、業者がなかなか捕まらない、そんな「引越難民」の存在が注目される昨今。
困っている人が多くいる一方で、運送業界の人手不足はなかなか解消される様子はなく、引っ越ししたい時期になかなか引っ越しができないという問題は、今後しばらく続きそうです。
しかし、このピンチをチャンスに変え、困っている人たちを救おうと様々なビジネスやサービスも続々と登場しています。
その中でも今回紹介するのは、シェアリングエコノミーの仕組みを活用してお得でなおかつ便利に引っ越しできる「HiMOVE(ハイ!ムーブ)
Hi!MOVEとは?
Hi!MOVEは2019年1月にスタートした引越しサービスです。
最大の特徴は今までよりもずっと気軽に引っ越しできること。
これまでは引っ越しを業者に依頼するだけでも、いろいろな業者に連絡して見積もりをとったり、住所や連絡先をいちいち伝えたりと面倒な手続きや作業が必要でした。
しかしHi!MOVEでは、スマートフォンで撮影した写真を使って見積もりを行います。
後は現住所と引越先の住所など必要最低限の情報を送るだけで簡単に見積もり完了。
業者に来てもらって見積もりをとってもらう必要はなく、短時間で見積もり手続きが完了します。
見積もり金額に不満がなければ、そのまま簡単にスマートフォンから申し込みが可能で、面倒な手続きをせずに引っ越しの依頼ができます。
しかも、引越費用は平均で他社より2万円近く安くなります。
簡単に利用できるだけでなく、料金もお得なのはかなりの強みです。
Hi!MOVEがオトクな価格を実現できるのは、各引っ越し会社が所有しているトラックの空き時間を活用したり、他の人に引っ越し荷物とトラックをシェアすることで、大幅に輸送費を節約できているからです。
また、他の引越関連のサービスやレンタルサービスなどの提携も強化しているため、より便利に引っ越しができるようになっています。
Hi!MOVEの提携サービス
モノオク
「モノオク」は収納スペースのマッチングサービスです。
使っていない部屋やクローゼット、物置などのスペースを持て余している人と、荷物の置き場所がなくて困っている人をマッチング。これから引っ越しをする人にもオススメのサービスです。
引越料金は荷物が多くなればなるほど高くなります。
一時的に荷物を他に預け、引越時の荷物を減らすことができれば費用は大幅に節約可能。
まずは生活必需品だけ引っ越しし、季節外の荷物や趣味のものは後で移動させましょう。
預けた荷物は時間にゆとりができてから自分でゆっくり運んだり、引越費用の安い時期に送ったりするようにすればあまりお金もかかりません。
ONE(ワン)
レシート買取サービスのONEではHi!MOVEと提携し、引っ越しの見積もりを買い取ってくれます。
本来捨ててしまうレシートがお金になると人気のONEですが、業務提携によって引っ越しの見積もりも対象となりました。
一回あたりの費用が大きく時期も集中する引っ越しの見積もりは、事業者にとっても利用者によっても貴重なデータです。
何かと入り用で出費も多くなる転居のタイミングでは、お小遣い程度でも収入があるのはありがたいです。
airroom
airroomは月額500円から家具をレンタルできるサービスです。
せっかく新しい部屋に引っ越すなら、家具を買い替えてインテリアを一新したいと考えている人も多いのでしょうか?
ただ、ピッタリの家具選びは意外と難しいもの。
設置して初めて、サイズ感や使い勝手、コーディネートが気になってしまいということも珍しくありません。
家具は捨てるのにも売るにも手間がかかるため、気がついたときにはもう手遅れということも。
そんなときに便利なのが家具のレンタル。思い切ったデザインや色のものも気軽に試すことができます。
頻繁に模様替えして気分をリフレッシュしたいという人にも人気のあるサービスです。
他にも、単身赴任などの一時的な転居で、わざわざ新しく家具を買うのももったいないという人にもおすすめです。
また、家具を一時的に預けられるトランクルームサービスなども行っているため、引越荷物を一時的に減らして、繁忙の引越費用を少しでも節約するという使い方もできます。
タイミー
こちらはちょっと毛色の違う提携サービスです。
タイミーは面接や応募不要で気軽に申し込める単発バイトのサービスです。
スマートフォンからバイトを探して、空き時間を有効活用して引越アルバイトで働くことができます。
最初に述べたように、運送業界や引越業界は慢性的な人手不足。
特に3月から4月にかけては深刻です。
そんな厳しい状況も、すぐに稼ぎたい人にとっては大きなチャンス。
面倒なやり取りなしですぐに稼ぐことができます。
高額になる引越費用の足しにするのにも丁度いいです。